医療レーザー脱毛とは

医療レーザー脱毛は、特定の色のみに反応するというレーザーの特性を利用しています。レーザーを皮膚の毛が生えている部分に照射すると、体毛の中に含まれるメラニン色素に吸収された後熱に変わり、毛根と毛根周囲にある毛包を破壊します。
毛包に存在する、毛を再生させる幹細胞を破壊することにより、永続的に減毛することができます。
医療レーザー脱毛はアメリカにおいて、アザ治療がきっかけとなって開発されました。 アザの部分にレーザーを照射することで色素が破壊され、アザが消えるのですが、アザの部分の皮膚に生えていた体毛が治療後も生えてこなくなる、という副次的な効果が得られたのです。
1996年には、米国のサイノシュア社により、皮膚にはダメージを与えずして毛根だけを破壊するレーザー機器が新たに開発され、その後、米国FDA(米国食品医薬品局・日本の厚生労働省に該当する)によって長期に渡る減毛効果が認められたことで、本格的に医療レーザー脱毛がはじまりました。

医療レーザー脱毛のリスク

レーザー照射直後は軽いヒリヒリ感と赤みが出ます。

ほぼ全ての方がレーザー脱毛施術後に感じられるものです。
毛穴周囲の皮膚が炎症を起こすことによるもので、ほぼ全ての方に生じるものですから、ご心配はいりません。
また施術後には、炎症を抑えるための軟膏を塗布するので、症状はすぐに治まります。

毛嚢炎(毛包炎)

毛嚢炎(毛包炎)とは、毛とその周りのヤケドのことです。人にもよりますが若干痒みを伴いますので、痒くて爪で引っ掻いたりしてしまうと皮膚表面の菌が毛穴から侵入することで炎症が起こります。これが毛嚢炎の原因となるのです。レーザー脱毛によって毛嚢炎が発生する確率は低いといわれています。(エステで行われている光脱毛では毛嚢炎が発生する率は高いです。)もし起こってしまっても、抗生剤を内服し、抗炎症剤の塗布して頂ければ症状は治まります。
レーザー脱毛の施術後に毛嚢炎が生じた場合には、次回の照射時に内服薬と外用の軟膏が処方されますので、多くの場合、毛嚢炎を繰り返しはしません。

炎症性浮腫(むくみ・軽度の腫れ)

炎症性浮腫(むくみ・軽度の腫れ)とは毛穴の周囲の皮膚が炎症を起こすことによるものです。
レーザー脱毛の施術後には、ほぼ全ての方に発生するものですので、ご心配には及びません。軟膏を塗布して炎症を抑えますので、すぐにその症状は治まります。

軽度のヤケド・色素沈着

医療レーザー脱毛によりヤケドが起こる頻度は非常に低いですし、症状も一時的なものばかりです。
医療機関でのレーザー脱毛ですので、万が一ヤケドが起こったりした時には迅速に、適切な治療を行うことができます。

アフターフォロー

  • レーザー脱毛後、施術当日は皮膚の内側に照射したレーザーの熱がこもった状態になっているので、
    入浴して体が温まってしまうのは、おすすめできません。シャワーであればは照射当日から大丈夫です。
    せっけんやボディーソープなどを使用してもOKです。
    ただ、スポンジやタオルなどでこすることは控えた方がよいです。
  • ワキを脱毛した場合、制汗剤は最低1週間使用しないようにしましょう。
  • レーザー脱毛後に日焼けをすると炎症性色素沈着が起こる原因となるので、必ず日焼け止めクリームを塗ってください。
  • レーザー脱毛の直後は皮膚を傷めやすくなっているので、ジーンズ等の硬い生地の衣服を着用することはは避けた方が無難です。
    なるべく柔らかい生地でできた衣服を身につけましょう。
  • 冬場にレーザー脱毛を受けた場合、肌が乾燥しやすい状態にあるため保湿クリームを使用し、乾燥を避けるようにしてください。
  • レーザー脱毛の後は、レーザーによってメラニンが破壊されていて、紫外線の影響でシミやそばかすができやすく、色素沈着しやすい状態になっています。
    施術を受けた後約1週間は、外出する際に紫外線防止用のクリームを塗ったり、脱毛した部分を洋服で保護したりして、直射日光を避けるようにしましょう。
  • 施術当日の激しいスポーツや飲酒、刺激物はNGです。
    激しい運動や飲酒、刺激物により血行が促進されれば、ムダ毛がなくなっても毛穴が開いて目立つ可能性があるので、最低でもレーザー脱毛当日は控えるようにしましょう。